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前回の記事「河村尚子のラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番」で紹介したアルバムを聴いた後、他の演奏と聴き比べます。
クラシック音楽の楽しみ方の一つは、聴き比べです。曲は同じだけど聴いて後の気分も違うし、受ける印象もまるで違ってくるから、できるだけ多くの演奏を聴きたくなるんですね。
しかし、CDは1枚でも結構高いため、私はApple Musicというサブスクリプションサービスを利用しています。
クラシック音楽の中で特定の演奏を見つけるのは大変に難しいと予想できます。Apple Musicでも予想が当たり、なかなか聴きたいアルバムを探し出せません。
そんなときふと頭に浮かびました。
ロシアの作曲家であるラフマニノフやチャイコフスキーの音楽は美しい。でも、ロシアがウクライナに侵攻し大変な状況にある。そのウクライナに関連する音楽はどうなんだろう。
ロシアの音楽は美しい、特にピアノの演奏においてロシアからの伝統が大きな影響を与えているはずです。
何故ウクライナとロシアは戦争状態なのだろう。
それでも、現在のピアノ演奏においても、このロシアの伝統は大切な要素であると考えられます。
AppleMusicが駄目でもGoogleで見つかるかもと、キーワード「ウクライナのピアニスト」で検索を行い、ピアニストを見つけることにしました。
その後、Apple Musicでそれらのピアニストの演奏を探し、ライブラリに追加しました。
この方法で見つけたウクライナ出身のピアニストとして、
- アンナ・フェドロヴァ(Anna Fedorova)
- ヴァレンティーナ・リシッツァ(Valentina Lisitsa)
の名前があがりました。
ヴァレンティーナ・リシッツァ(Valentina Lisitsa)の演奏は、いつも平和に暮らしている人にはちょっと驚くような独自のスタイルで、大人しい演奏ではありません。
一方、アンナ・フェドロヴァの演奏はウクライナの伝統的なスタイルを踏襲しており、私には心地よく感じられました。彼女の演奏は精緻で感情をコントロールし、静かな演奏が特徴です。
河村尚子の演奏は熱気に満ち、最後まで聴いてしまうような魅力がありますが、アンナ・フェドロヴァ(Anna Fedorova)演奏は丁寧に聞き入りたくなります。
どちらの演奏も楽しむことができますが、明日はアンナ・フェドロヴァ(Anna Fedorova)のコンサートに出かけます。
そんなわけで、今日はアンナ・フェドロヴァ(Anna Fedorova)によるラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第2番を聴くことにします。アルバムは2枚あり、そのうちの古い方にします。
ウクライナとロシアの関係に胸を痛めながらも、音楽を通じて両国の素晴らしい文化に触れることができることに感謝しています。